夏の南アルプス縦走-1
ブログを書くのを怠けてていたら、既に1ヶ月も前なのね・・。
夜の竹橋に到着。
昨年は、
北アルプスを4泊縦走しましたが、今年は南アルプスを歩きます。初めて南の南。
夜のパレスサイドビルは大賑わい。
北、南、八ッ、各方面への登山バスが出てるんですね。
23時発の毎日あるぺん号。
畑薙ダムの沼平ゲートまで運んでくれます。ナイスなプランです。
足元も広くて、かなり快適なシート。
軽く飲んで、就寝。 (気分が高まって、浅い眠りしかできなかったけど)
5時すぎに沼平ゲートに、とーちゃく。
最後の方は、かなり激しい山道だった気がする。運転手さん、ありがとう。南アは、バス便に限るな。
しばらく車道歩き。小屋の送迎バスだけ通れる林道。
で、ここが茶臼の入り口。核心部とも言われている、アレを越えないと取り付けません。
畑薙大吊橋・・・。
長さは180m、 巾20センチですと。
こんなやつです。
幅20センチよりは広そうですが、下はスケスケで、水面まではかなりの高さ。真ん中で写真撮ってみようと思ってたけど、怖すぎて無理でした。
地味な樹林帯を進みます。
スタートは960mで、茶臼小屋が2415m。
ヤレヤレ峠から沢に下って橋がいくつか。
このタイプの吊橋。
良い眺め。
最初のアレを経験しているので、よゆーです。
道は明瞭です。
梯子は、実務的な仕様。(ややワイルド)
水はたっぷりです。
ウソッコ沢小屋の水場。
雲は多めです。
ここ数日の予報は、ずーっと微妙。はっきり雨でもなく、はっきり晴れでもなく。
横窪沢小屋。
応援メッセージあるねー。
今年はTJRA。
上手くいけば、どこかですれ違うかもね。
ここから先、しばらく写真なし。
どしゃ降りでした。
そして、間近ではないものの、遠くはない雷鳴。 (写真は雨が弱まったあと)
強くなる雨、近づく雷鳴。樹林帯なので、雲や空の様子はまったくわからず。
とにかく雷がコワい。どこかで姿勢を低くしてやり過ごすのが良いのか、樹林帯なんて何処にいたって同じなのか。だとすれば、いち早く小屋にたどり着くべく、駆け抜けるべきなのか。ほんと怖かった。 (写真は雨が弱まったあと)
雨雲レーダーとか見ればいいじゃん。
そう、ここは南アルプス、電波なんて入るいるわけない(沼平のゲートで既に圏外だった)。試してみるも、もちろん入らない。GPSや精度の高い気象情報を駆使することで、安全な山歩きが出来てるわけだけれど、それが手に入らなくなると、こんなにも不安になるなんて・・・。
茶臼小屋が見えました。
とりあえず、ひと安心。あわよくば光岳小屋まで行ってやろうと思ってたけど、すでにそんな気持ちは全くなし。
設営完了。
ビールが売っていたけど、全身ずぶ濡れだし、まったく飲みたい気にならず。ふう。
こんなメールが入っていました。(茶臼小屋は、場所によって時々電波が入る)
落雷と短時間強雨に関する警戒情報(南アルプス)
12日(日)10時25分発表 現在、塩見岳~光岳の西側に活発な積乱雲があります。
今後、この積乱雲は東進する見込みで、雷を伴って激しい雨となる恐れがあります。落雷や沢の増水に警戒し、尖った岩や高い木、稜線や岩場、沢沿いや落石の恐れがある場所などから離れるようにしてください。
これでしたか・・。
夕方には、すこし回復。
明日は、どうなることやら。
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